いつも社員に優しく、仕事に厳しい社長のヤマさん。
大切にしている考え方から、本気で目指す未来の形、お酒のチカラを借りたいちょっと気恥ずかしい話まで。
Mr.サン・ワードが、あますことなくぶっちゃけます。

売上規模を目的にしない。
感動規模を目的にする。

「なんのために僕らは存在するのか?」

社長になってから、かれこれ数百回は自問自答してきたことです。経営者として仕事をしていると、どうしても「売上」が気になって仕方なくなる。自分たちは成長しているのか、衰退しているのか。売上規模が小さいときなんて特にそうですけど、売上がなくなれば会社の倒産なんて一瞬です。だから新しいことに挑戦するときなんて、不安で不安で。眠れない夜もたくさんありました。情けない話ですけど、そんな状況だったからこそ、自分を奮い立たせるためにも自問自答していたんですね。

大切なご縁を頂いたお客様ひとり一人の顔を思い浮かべながら。こんな僕を慕ってついて来てくれる、社員ひとり一人の顔を思い浮かべながら。どんなときでも、なにが起きても、ずっと変わらない「心の芯」をつくるために、ひらすら自分に問い続けました。でも、本当に大切なことって不思議なもので、あれやこれやと堂々巡りして行き着く答えは、いつも同じだったんです。

「人の喜びのために存在する」

これが僕の答えです。「売上の規模」っていうのは、あくまで経営がうまくいっているかどうかの一つの指標でしかなくて。目標にするのは良いけど、目的にしちゃいけない。僕らが追い求めるのは、人の喜びの規模、つまり「感動の規模」なんだと。100億円出しても買えない、そんな価値を世界中にたくさん積み上げていこうと。これが、これからもずっと変わらない僕の「心の芯」であり、仲間たちに伝え続けていきたいことです。

今、サン・ワードは順調に成長しています。売上規模で言えば、10億円を超えました。そして数年後には50億円、その先は100億円と、大きく羽を広げていきます。ただ、どんなに売上規模が大きくても、感動規模が小さいのであれば社会に存在する価値はない。だから一緒に夢を追いかける仲間にこだわってほしいのは、どれだけ売上をつくれたかではなく、どれだけお客様の感動を生み出せたかということ。さらには、どれだけ自分と仲間の感動まで生み出せたのかにこだわってほしい。

いつかきっと、サン・ワードは「感動規模の世界No.1 に輝きます。 それがいつになるのかは、今はまだ分かりません。 でも、そこに辿り着くまで、僕たちの感動の研究が終わらないことだけは確かです。